【感想】ジュラシックワールド/炎の王国

という事で来週、徹夜詰めが確定した主が1ヶ月以上前に観たジュラシックワールドの感想をたらたらと述べます。そして今回はちょっと試験的に脚本(ストーリー)(20)、キャラクター(20)、演技(20)、音楽(20)、撮影技術(10)、その他(10)に分けて話していきたいと思います。

 

・脚本 9点

言ってしまえば、可もなく不可もなくって感じの脚本でした。正直言えばジュラシックワールド1作目の方が好きでしたが、メッセージ性は今作の方が圧倒的に強かったように感じました。そして、割と序盤でジュラシックワールドのあの島が噴火し、後のシーンは屋敷の中でのシーンが多く、つまらないというか、島だと「こには何があるんだろう?」というワクワク感がありますが、屋敷の中だと「ここにはだいたいこれがあんだろ?」となりワクワクできません。でも、屋敷の中だと、「こいつが外に出たらえらいことになる」とか「こういう戦い方もあるのか」とハラハラ感やドキドキ感は強く感じられるので決して悪くは無いと思います。

 

・キャラクター 13点

キャラクターは前作に引き続き、クリス・プラット演じるオーウェンや、ブライス・ダラス・ハワード演じるクレアなどが出演していてもちろんオーウェンに関しては前作の雰囲気を残していましたが、クレアが成長しすぎてて…だいぶ恐竜慣れしててクレアって感じがしませんでしたwでも、それをカバーするように新たなビビりキャラのフランクリン(ジャスティン・スミス)がこれまたいい感じでした。でも、個人的に今作で好きになれた新キャラがジア(ダニエラ・ピネダ)とメイジー(イザベラ・サーモン)の2人です。なんか、この二人には自然と見入ってしまいましたw

 

・演技 16点

演技はさすがベテランを使っているだけあって申し分ないんですが、クリス・プラットオーウェン向きじゃ無い気がします。クリプラはなんだかんだでGOTGの時の方が楽しそうだし、オーウェンはクリプラよりもマーク・ウォールバーグとかの方が適役なんじゃないかと思っていました。

 

・音楽 15点

音楽に関してはジュラシックシリーズなので全体的にいい音楽で、音楽を流すタイミングと流さないタイミングがしっかりと分けられていました。でも、残念なのはジュラシックシリーズのあの曲やその曲がちょっとインパクトが無かった気がします。

 

・撮影技術 10点

影技術に関しては申し分無かったと思います。ちゃんと暗いシーンでも一体何が起きているのかが分かったし、観てて全然苦になりませんでした。

 

・その他 8点

ここではストーリーの時に話したメッセージ性について深く掘り下げます。まず、どこにメッセージ性があったかと言うと、ラストシーンですね。「クローンにも生きる資格がある」というメッセージ性を強く感じました。ここから現実世界の話になるので少しつまらなくなりますが、これからの世界ではジュラシックシリーズの恐竜のように、遺伝子研究の進歩により、動物、あるいは人間のクローンが世の中を動かす事になるかもしれません。そんな中でもクローンだからと言って命に大小をつけてはいけないという意識が出来ました。これはもちろん未来の事だけではなく現在も差別等の問題がある中でもこのメッセージは強い意味を持つのではないかと思いました。

 

得点は71点