【感想】スパイダーマンホームカミング

評価:★★★★★

感想:良かった点。この作品の良かったのはMCUって大人が中心となって展開する作品が多いけど、この作品では高校生が主人公っていうことでヒーロー映画とだけでなく青春映画とも観れるのが良かった。そして日本ではなかなか無い男子目線の恋愛が描かれてるしかも恋愛対象者が同世代や年下じゃなく年上っていうのが最近の恋愛ドラマではあまり観ない設定だったからすごく良かった。そして良かったのが敵側(ヴァルチャー)が完全な悪じゃないっていうのも良かった。っていうのも今までの敵って自分のためなら手段を問わずに地球や宇宙を追い詰めるっていうのが多いけど、今回は家族のために仕方なくやってるっていう人間味のある敵だったなと思う。

次に悪かった点。正直言ってMCU一作目にありがちなストーリーだったなって思う。アイアンマン、ソー、ガーディアンズ、なんかを考えると自分の能力に気づく(ヒーローになろうとする)→能力を奪われる→能力がなかった頃と同じ戦い方をするっていうストーリーの流れが多くて今回もそうだったと思う。(ガーディアンズは一回チームがバラバラになりそうだったからそれを考えてみる)スパイダーマンになろうとする→トニーにスーツを没収される→最初のスーツで戦うって流れだったなって思う。そろそろ新しいのが出てもいいんじゃないかなっていうのが正直なところ。次はブラックパンサーだからそれに期待。あとは時系列のミスがちょっと質を下げたなって思う。

このスパイダーマンアベンジャーズにつながるっていうこともあってスパイダーマンの映画では1番好きだと感じた。あと、この作品に関しては高校生(特に男子高校生)に対しておススメする映画だった。あとは関ジャニの主題歌も決してわるくは無かったけど、やっぱり洋画に邦楽(特にJ事務所とか)を主題歌にするのは…パッセンジャーズといい、ソ◯ーはなかなかやらかしてくれる…(J事務所のおかげで主題歌配信されないし)まぁ、2017年の夏公開の映画の中ではなかなか良い方だったとおもう