【ライブレポート】春猿火1stワンマンライブ『シャーマニズム』
8月27日に開催された春猿火ファーストワンマンライブ、『シャーマニズム』に現地参加したのでレポート記事書きます。一応、セトリのネタバレになるのでそこだけ注意です。それと、敬称は略させていただいていることはご了承ください。
では、しゃーまん!しゃーまん!🥒
○オープニング
まずはオープニング。春猿火による語りがまさにシャーマン。宗教やその宗教的儀式を思わせるようなかっこよさがありました。そして、封印されているとも言えるようなポーズで登場の春猿火。そこに降りてくる仮面。この仮面のデザインが春猿火のコンセプトを表現しているのが好きでした。
○逆転
オープニングナンバーは『逆転』初のオリジナル曲ということもあってこの曲で開幕するのを期待していただけあって興奮は最高潮に達しました。スタンディングOKなのでもちろんスタンディングで鑑賞。個人的に「100円でできるコンティニュー」あたりの盛り上がりが最高でした。
○猛進
個人的に今回のライブでのお気に入りの一つ。ギターのアレンジがめちゃくちゃカッコよくて飛び跳ねかけました。元々はギターの主張はそんなに強くなかったように感じていましたが、ライブの生バンドだとここまで来るかと言うくらいカッコいいギターが響いていましたね。もちろん、春猿火の歌唱もブラー的な歌い方がされていて震えましたw
○Lift Up
春猿火のオリジナル曲の中で一番好きな曲。ESFH展の時のブログでも書きましたが、春猿火のありとあらゆる歌唱技術が詰め込まれた歌だと思っています。それをライブで聴けるのを楽しみにしていたんでイントロからブチ上がりました。そして、ライブアレンジが聞いた歌声がもう……「死にたがりのメンヘラは何処」で「はーい」と言いたくなるようなテンションの上がりようでした。
○オオゴト
これはこの曲に限ったことではないけど、サビ前にかけて徐々にテンポが上がってく感じが結構好きなんですよね。それがよく表現されたのがこの曲でしたね。そして、この曲はフリがとにかくカッコ良かった印象。元々、春猿火の3Dモデルが初公開された楽曲でもあるので春猿火のフリと曲の相性が良いんじゃないでしょうか。
○青春
新曲!綺麗な歌声とリズムで心が浄化されるというか、春猿火が作り出す「青春の空気」を全身で感じられました。何度も繰り返し聴きたいような楽曲で、曲の後のMCでこの曲のタイトルが『青春』だと分かった時はもう好きになるしかなかったですw
○FAKE
Misumiの楽曲カバー。元々Misumi×春猿火の相性は抜群ですが、ここでカバーが来るとは思ってませんでした。これは映像のリリックの字幕出しが最高でした。Misumiの世界でもありつつ、春猿火という世界でもあると確かなものとして表現できていたかなと思います。
○晴れるなら
ここは結構テンションぶち上がりましたね。Guianoセカンドライブ『A』も現地参戦したのですが、そこのオープニングナンバーが再びライブで聴けるとは思ってませんでした。正直、テンション上がりすぎて記憶ぶっ飛んでます。とにかくめちゃくちゃノリにノッてたくらいしか覚えてないです。
○Lonely
これもまた春猿火の歌声と相性が素晴らしい……最初はバラード系のゆったりとしたリズムからラップ調の激しいリズムまで。春猿火の特徴が詰め込まれていてオリジナル曲なんじゃないかと言うくらい春猿火が自分のものにしていましたね。
○命に嫌われている
まさかのこのカバーが来るとは。しかもストレートで。『Lonely』のアウトロから『命に嫌われている』のイントロの繋ぎは最高でしたね。ラップアレンジで来るかと思ったらストレートカバーで二番に入った時の衝撃は半端じゃなかったです。そして最後の「生きろ」が骨の髄まで響きました。ラップバージョンでもそうだったのですが、春猿火の歌う『命に嫌われている』はとにかく生きてほしいという必死な想いが伝わってきます。
○3D-Three Dimension-
KMNZとのコラボナンバー。リズムといい、何といいとにかくライブだとテンションが上がる一曲だったのだと、真価をはっきしていましたね。そして、春猿火とKMNZとの掛け合いがMCの時といい、ものすごく尊みが深かったですwそしてハモった瞬間がめちゃくちゃ素敵だったので後に無料公開とかしてくれたら最高です。運営さん。
○台風の眼
これもめちゃくちゃカッコよかったですね。曲に入る前にバンドメンバーの紹介。今回は生バンド演奏だったからこその楽しみでもありますね。キーボードがノリノリで、春猿火の反応一つ一つが印象的だったのもあります。そして、流石にバイクは乗り回さなかったですが、それでも振りは相変わらずかっこいいし、それにノルのが最高に楽しいんですよね。こういうアップテンポの曲はノリノリで手拍子するので楽しい……
○覚醒
ここでさなりの登場。今回のゲストの中で唯一のリアルアーティストなのですが、とにかく掛け合いで二人が向き合ったシーンがエモかったですね。MVの方もそうなのですが、あそこはリアルとバーチャルが共存しているような気がして、すごく好きなシーンでもあります。それとかなりアレンジの効いた『覚醒』は素敵でした。
○哀愁さえも仲間
前半戦で唯一のバラードメインの曲。一応、ラストとしての一曲だったのでしんみり。配信されている曲では最新曲だったのですが、本当に前半戦のラストを飾るのには最高の曲でした。春猿火のバラード曲は心が浄化されるので本当にシャーマニズムって感じです。
○祭壇
リアル会場で聞くのは初めての一曲。ヰ世界情緒とともに登場。後半戦の開始。アンコールがBPM200くらいに達していたのは面白かったですが、登場の興奮は最高でしたね。そして、かなりカンザキイオリ節の効いた歌詞を春猿火とヰ世界情緒だけで歌うのはカバー以外では初めてだと思うのでかなり新鮮味を感じました。
○牢獄
新曲でヰ世界情緒とのフィーチャリングなのですが、めちゃくちゃカッコイイ。とにかく掛け合いとハモリはもちろん最高でした。あと、春猿火の「頭が高いぞ」と共に牢屋の中にいるような演出が最高にかっこいいんですよね。と言うか、あんなの見せられたら頭を下げてしまいます。
○百花繚乱
個人的には今回の新曲では一番好きでした。『千本桜』のような和風ロックな感じが自分は結構ツボに入ってて生バンドと言う今回のライブ形式にも十分に当てはまっていたような気もします。ガンガンに頭振って手拍子をしてって感じで早く配信来ないかなと今から待ち遠しい一曲です。あと、ここで衣装が変わって九紋龍になりました。この衣装も白黒のシンプルな色使いの中に春猿火らしい赤青が入っててかっこいいのと、何気にデコ出しスタイルも良いんですよね……
○告げ口
これは演出がすごかったやつですね。元々この楽曲自体好きな曲の一つなのですが、春猿火の軌道を追うような演出がされていて、どこか夢のような幻想的な空間にいる春猿火がより一層神々しいように思えました。それとオリジナルよりも若干ハイトーンだった気がして、なかなか良いライブアレンジでした。
○テラ
春猿火の魂からの歌。春猿火のMCにもらい泣きさせられてのこれだったので涙腺は吹き飛びました。春猿火のオリジンを知ってからこの曲を聴くと本当に春猿火の魂を感じます。春猿火の魂からの歌であると共に春猿火の魂への歌でもあって、とにかく「春猿火」がどれだけの犠牲を払ってきてそれと同時にどれだけ多くの人に支えられてここに立っていたのか、そしてそれがまた別な人の支えになっていることを実感させられて大号泣の一曲でした。
○居場所
最後の楽曲。キーボードがノリノリでした。テラの前後のMCが号泣必死だったのでこのまま涙のまま終わってしまうのかとも思いましたが、最後に思いっきりブチ上がりました。でも、このガッ曲も春猿火のオリジンを聞いてからだとまた受け取り方が変わってうるっとしながらも最後は笑顔で応援できたかなと思っています。
○まとめ
とにかく最高のライブでした。それしか今の語彙力では言えません。本当にこのライブまで色んな壁にぶつかって、それを支える人がいて、そしてその歌声で誰かを支えていると言うその関係性が素晴らしいなと思いました。それと同時にその関係性の一部になれているんだなと思うと本当に感動します。これからも春猿火を応援し続けたいとただそれだけですね。