【感想】キャッツ

はい。評価を先に。0〜5点で評価をつけるならニンニクです。

 

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ストーリー

名作ミュージカルとだけあるので全体的なストーリーは面白いです。ですが、基本的にキャラクターの自己紹介で話が進む感じでしたね。なんというか斬新で面白かったです。所々現代社会の風刺的な描写があったり、各人が抱えているハンデをしっかりと描いていたのは良かったです。

 

キャラクター

前述した通りそれぞれのキャラクターにそれぞれのストーリー、ハンデが描かれています。そして、それを歌に合わせる感じで、暗い話でもそこまで気持ちが沈まないのも良かったと思います。

 

音楽

さすがミュージカルの傑作とだけあって使われている楽曲はどれも良かったです。あと、所々に現代風アレンジも効いているのかなと思うこともしばしば。

 

映像

最初の企業ロゴから月が映し出されたときの印象は美しかったです。途中のシーンでもDC映画バリの暗い場面での映像が続きますが、光の使い方でそこを克服しています。それに、ダンスシーンもきちんと動きを捉えていて画面上で起きている事の整理がちゃんとできます。あとは…はい。

 

まとめ

ここまで散々褒めてきましたが…はい。自分は序盤の10分か20分くらいで思考停止しました。いつもメモを取りながら映画を観ているのですがGのあたりで考えるのをやめました。なんとも奇妙。高熱でうなされてる時の夢とはまさにこのこと。確かに猫をリアルに描いていたとは思いますが、リアルすぎる。 爪を研ぐ音や毛の擦れる音まで…とにかく奇妙です。ほんとにGが…『ピンクの象の更新』という作品を見たことがある人ならあれを想像してもらえればいいかと…とにかく評価はニンニクでした。