【感想】スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

 一段落だ!色々と過ぎ去って夜明けが来たためスカイウォーカーの夜明けを鑑賞。  

  2日目のIMAXで観に行ったが、家から遠いため朝の5時半にBB-8に起こされ、そこから約1時間ほどかけて劇場へ…とはいえ、早く着きすぎたため1時間ほど街中を歩いて劇場の開館前に行くと外には長蛇の列が…

 この週末はスターウォーズだけでなく、ヒロアカや仮面ライダーの公開という事もありなかなか賑わっていたのであった…

 

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〇ストーリー

スターウォーズシリーズは今まで40年以上の時間をかけて11作品の作品を作ってきました。その11作品のフィナーレを飾る今作は正しく最後にふさわしいストーリーだったかのように思えます。前作、最後のジェダイはかなりの酷評でスカイウォーカーの夜明けも多少の不安はありましたが、予想のはるか上を行きました。まず、評価すべき点としては、レイを主人公とした三部作での他の作品はエピソード4やエピソード5を彷彿とさせるストーリーの展開の仕方がありました。これはオールドファンからも賛否両論でノスタルジーに浸る人もいれば、パクリだなどと思う人も…しかし、エピソード9スカイウォーカーの夜明けでは全く新しいスターウォーズだったのではないかと思います。流れ的にはエピソード6のストーリーに似ている作品かと鑑賞前は思っていたのですが、全く違っていて予想外の展開ばかりでとても楽しめたと思います。とはいえ、欠点もあるわけで…今作のラスボスの意図とかもよく分からなかったり、レイの出生の謎を紐解くヒントとなっていたシーンで使ったとある能力も結局そこで終わりになっていたりとにかくもう少し欲しい物はありましたね。あと、最後のジェダイで色んなキャラクターを殺して批判を受けたせいか、今作ではキャラクターを死なせない方向に持って行っている気もしました。

 

◯キャラクター

ここにもちょっとした最後のジェダイの影響が…ローズの出演時間が削られていたり、アグバーの子孫みたいなのがいたり…それはそれとして、今回のベストキャラはカイロレンとハックス将軍でしたね。他にもポーやフィンをはじめとした今までのキャラクターに加えてジャナやゾーリなど新キャラも魅力的でした。ですが、例のキャラクターに関して自分はちょっと首を傾げてしましました。というのも今までの作品にないくらい自分勝手。怒りとかがそうさせてしまっているのかもしれませんが全体的にみて自分勝手だし、終盤に特に成長も見られなかったのが残念でした。

 

◯音楽

文句なし!さすがジョン・ウィリアムズ どの楽曲も素晴らしかったです。今までの聞き慣れたメロディを新たにアレンジなどが加わっていて最高でしたね。予告編で意味ありげに使われていた運命の闘いが使われていなかったのは残念ですが…そして、IMAXでの鑑賞でしたが、音楽の重みが半端じゃなかったですね。どれも体の芯まで伝わってくる感じで最高です。

 

◯映像技術

スターウォーズというビッグタイトルなだけあって本当にクリアで細かい映像が多かったなという印象です。ただやっぱり真っ暗なところにあのフラッシュは途中くどいというか、目が疲れます。これは公式からのアナウンスがあったほどなので身構えてはいましたが実際見ると結構キツイ。IMAXだったので余計眩しく感じられましたが、改めて映像のクリアさに驚かされます。

 

◯まとめ

事前のレビューでもありましたが、最後のジェダイの不評を経て作られた作品なのでかなりの余分な路線変更が…ローズの出番の少なさであったり、ファントムメナスのジャージャー的な感じで不要だったなと思う路線変更もありました。これからのシリーズ物を作る上で計画的な制作の重要性を訴えられましたね。とはいえ、スカイウォーカーサーガを締めくくる作品としては悪くはないし、Disney+での配信のドラマやアニメに期待ができるネタもあったのでこれからのコンテンツも楽しみです。