【感想】シェイプ・オブ・ウォーター

今日が感想マラソン三日目!最終日です。今回も微ネタバレ注意ですが、ストーリーには触れないので実質、ネタバレ無しですねw

 

まずは印象としては「本物の映画」ですね。やはり、アカデミー賞を受賞した作品なので今まで見てきた中でもなかなかの出来でした。それではいつも通り良かった点。映像が綺麗、脚本が神、言葉に頼らない表現。ぱっと出てくるのがこの3つ最初の映像が綺麗というのは、色使いとかではなく、単に撮影技術が凄かったと思います。それに「彼」が凄いリアルでした。わかりやすく言うと、まばたきがいい意味で気持ち悪くて「うぉぉぉ」ってなりましたw脚本に関しては非の打ち所が無いくらい素晴らしいです。あとは言葉に頼らないというのは、主人公のイライザは言葉を話せないので、セリフの無いシーンがたくさん。でも、ジェスチャーや表情で感情がしっかりと理解できるという、サリーホーキンスの才能です。悪かった点は、まぁ、はい。R-15なので、もちろんあんなシーンやこんなシーンがあるわけです。でも、それがあまり、物語に関与してないというかなんと言いますか…もちろん脚本はよく出来てるんです。それに決して関与がないというわけでもないですし…しかもモザイク加工のせいでなんというか…こう、ね?はい。ここのシーンは日本だと、R-18になるので、多くの人に見てもらうために加工をするかカットするしかなく、監督を尊敬して、このようなことに…そんなとこがちょっと悪かった点というか、「これはどうなのだろうか」と思った点ですね。

 

まとめると、ほんとに素晴らしい映画で、自分の1つの目標とする作風の映画でした。あと、デルトロ監督の作品の特徴の1つに見てる人を引きつけて離さないというような特徴があると思うのですが、それが今作でも起こっていて作品の魅力を発揮できてるなと思います。そして、演技のうまさはさすが、アカデミー作品という感じで素晴らしいので、まだ見てない方は是非劇場へ!

 

得点は96.5点!