【感想】X-Men:ダークフェニックス

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〇ストーリー

ストーリーは単刀直入に言うとかなり残念な感じです。今までのX-Menシリーズの見どころと言えばミュータントと人間の共存を目指すチャールズエグゼビアとミュータントが自由に生きられる世界を目指すエリックレーンシャー、そして、ミュータントを捕らえて人間のために使用するストライカーを始めとする軍や政府。これらの対立が魅力的なシリーズだったのにも関わらず今作では暴走したジーン・グレイを止めるためにとにかく使える手段を使って戦うだけ。これはこれで熱い展開もあって面白かったけど、ちょっと物足りなかったですね。

 

〇キャラクター

最高。やっぱりX-Menは様々な考えを持っているキャラクターがたくさんいるのが魅力的ですよね。今回はチャールズが少しクズっぷりを発揮し、エリックがヒーローとしての性格を存分に発揮してましたね。チャールズに関しては人間誰しもあの状況になったらあんな感じになりそうですけどねwwただ、アポカリプスからのX-Menメンバーに葛藤が少なかったようにも感じます。スコットに関してはジーンの事も有り良いキャラクターになってましたけど、その他のキャラクターに関してはほぼ葛藤無し。ストームもヒーローとして活躍してたけどただ戦ってただけに見えたし、クイックシルバーに関しては…それをカバーするぐらいマグニートーがクソかっこよかったですけどねww

 

〇音楽

音楽は全体的に良かったと思います。良かったけど、シリーズ通してのあの音楽が流れないんですよね。流れたとしてもかなりアレンジされた感じで…やっぱりX-Menの映画と言ったらあのオープニングから始まらないと!!

 

〇演技

演技は凄かったですね。今回から参戦のキャストからチャールズやエリック等のファーストジェネレーションのキャスト全員がハマり役でしたね。マグニートーvsフェニックスのシーンでのマイケル・ファスベンダーの迫真の演技。めちゃくちゃかっこよかった。先行で公開された本編映像であのシーンを観たのがダークフェニックスを観ることを決意した理由と言っても過言ではありませんww

 

〇撮影・編集

撮影に関しては普通でしたね。特にこれと言って凄いと思えるシーンも悪いと思えるシーンも無かったです。まあ、ぶっちゃけあまり印象に残らなかったです。編集というかVFXは進化が所々に見受けられました。ファイナルディジションの時よりもダークフェニックスの強さを感じられるような効果があったし、とにかくかっこよかったです。